今回は、ENTTEC ODE Mk3をPoEでハブに接続しPCからブラウザで情報を見てみたいと思います。
ENTTEC ODE Mk3(Open DMX Ethernet Mk3)は、Ethernet(LAN)を使ってDMX照明を制御できるネットワーク型DMXインターフェースです。
ENTTEC ODE Mk3をPOEで接続して電源がONになっていることを確認し、IPアドレスをブラウザで入力します。

すると上記のような画面が表示され情報を見ることが出来ます。
1. Device Info(デバイス情報)
項目 | 内容 |
---|---|
Device Name | 機器のホスト名(自分で変更可能) |
Model | ENTTEC ODE Mk3 |
Serial Number | 製造番号 |
Firmware Version | ファームウェアのバージョン |
MAC Address | イーサネットMACアドレス |
Uptime | 電源投入からの稼働時間 |
Temperature | 本体の温度(※センサー搭載時のみ) |
2. Network Settings(ネットワーク設定)
項目 | 内容 |
---|---|
IP Mode | DHCP(自動)または Static(固定) |
IP Address | 現在のIPアドレス |
Subnet Mask | サブネットマスク |
Gateway | デフォルトゲートウェイ |
DNS Server | オプション |
Save & Reboot | 設定を保存し再起動するボタンあり |
3. DMX Port Settings(ポート設定)
項目 | 内容 |
---|---|
Port 1 / Port 2 | ポート番号(1または2) |
Mode | Input / Output(入力か出力か) |
Protocol | Art-Net / sACN に割り当て |
Universe | どのユニバース番号を使うか(例:0~15) |
Merge Mode | HTP(High Takes Precedence)/ LTP(Latest Takes Precedence)など |
RDM | 有効化するとRDM(双方向通信)が可能(オプション機器対応時) |
まとめ
ENTTEC ODE Mk3はPoEで接続できるため、簡単に情報を見ることが出来ました。