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M5StackをArduino IDEで動かす

はじめに

 今回は「M5Stack Core」、「M5Stack Core2」、「M5Stack Basic V2.7」をArduino IDEで動かすための手順を紹介する

 M5Stackとは何か、どのような活用方法があるのかについては、過去の記事でまとめたものがあるので以下を参照

M5Stackとは何か、何ができるか 目次 ・M5Stackとは? ・M5Stackの中身 ・使用方法 ・活用例 M5Stackと...

使用デバイス

 M5 STACK

 今回は上の画像の「M5Stack Core」の他に「M5Stack Core2」、「M5Stack Basic V2.7」の設定を行った

Arduino IDEのインストール

 以下のリンクから、Arduino IDEをインストールする
  ・https://www.arduino.cc/en/software

BOARDS MANAGERの設定

 Arduino IDEでM5Stackデバイスを使用するために、ボードマネージャの設定を行う

1. Arduino IDEを開き、[ファイル] -> [環境設定]を選択

2. 追加のボードマネージャのURLに以下のURLを追加する

3. 左の欄からBOARDS MANAGERを開く

4. M5Stack by M5Stack officialを検索し最新バージョンをインストールする

LIBRARY MANAGERの設定

 次に、M5Stackに必要なライブラリをインストールする

1. 左の欄からLIBRARY MANAGERを開く

2. M5Stack by M5Stackを検索し最新バージョンをインストールする

※デバイスM5Stack Core2を使用する場合はM5Core2 by M5Stackをインストールする

M5Stack CoreM5Stack Basic V2.7に関してはM5Stack by M5Stackで問題ない

実行準備

 接続方法

  • ・TypeC – USBケーブル、もしくはTypeC – TypeCケーブルでPCとM5Stackデバイスを接続する

 ボードの選択

  • ・Select Boardを押し、M5Stackと接続されているポートを選択

  ・M5Stack Core、M5Stack Basic V2.7の場合はM5Core-M5Stack
   M5Stack Core2の場合はM5Core2-M5Stackを選択
   ポートを再度確認し、OKを押す

 サンプルコード

  • ・以下のコードをArduino IDEに貼り付ける
#include <M5Stack.h>

void setup() {
  // M5Stackの初期化
  M5.begin();

  // ディスプレイの背景色を黒に設定
  M5.Lcd.fillScreen(BLACK);

  // テキストの色を白に設定
  M5.Lcd.setTextColor(WHITE);

  // テキストのサイズを設定
  M5.Lcd.setTextSize(3);

  // テキストの位置を設定して表示
  M5.Lcd.setCursor(40, 100);
  M5.Lcd.print("Hello, M5Stack!");
}

void loop() {
  // メインループ内で特に処理はしない
}

 アップロード

  • ・アップロードボタンを押し、M5Stackデバイスに書き込む

実行結果