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DALIでアドレッシングと点灯

今回はDALIを使って部屋のライトの調光を行いました。

まず初めにDALIコンフィグレーターを使用してアドレッシングを行います。アドレッシングを行うためにDALI Master ConfigratorソフトのダウンロードをTridonic社のサイトから行います。

Tridonic – masterCONFIGURATOR

DALIコンフィグレーターをUSBでPCに接続します。

DALI configrator

MasterConfigratorを開きアドレッシングを行っていきます。

初めにこのような画面が開きます。画面中央より少し右上に位置しているCommissioning stepsの中の2.Addressingをクリックします。次にポップアップが表示されるのでNew initialisationを選択して次へを押します。するとアドレッシングが開始されます。

ポップアップにThe process has been finished.と表示されたらDoneを押して閉じます。

このようにLEDが追加されました。これでアドレッシングまで完了しました。

左上のFileからsaveをしておきます。

部屋のライトの点灯

左のLEDの中から1つ選択(今回はA0)してQuick testを押します。

するとこのような画面が表示されます。Maximum levelを押すと点灯しMinimun levelを押すと光が小さくなります。

シーンの設定

次にシーンの設定を行います。左のLEDの中から1つ選択します。今回はA2で行います。

このようにシーン0~3にそれぞれ値を入力してみました。その状態で上部中央のsaveボタンを押しておきます。そして画面左上のToolsからcommand administratorをクリックします。

commandの箇所で GO TO SCENE 0~3を指定しsend commandを押すことでそれに対応した調光が可能になります。ここではOperating areaの左の欄でallを選択しているため部屋のすべてのライトを制御することになっていますが調光するライトを選択できるようにします。

画面左の欄の空白部分に右クリックし、create new groupをクリックすることでグループを作成でき、それぞれにLEDをドラッグ&ドロップで入れていきます。

これでgroupごと、ライトごとにそれぞれ別の調光を行うことが出来るようになりました。

DALI Monitor

DALI Monitorでは送られている信号を確認することが出来ます。

まとめ

DALI Master Configratorにてアドレッシングと部屋のライトの点灯、調光を行いました。難しい操作もほとんどなく、グループごとにシーンを変えることが出来るのはとても面白かったです。