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Node-RED100本ノックに挑戦(Raspberry Pi編 準備)

Node-REDをRaspberry Piで起動しよう

今回は、Node-REDのプログラムではなく、Raspberry Piという小さなPCで起動します。PCなどで起動できるのでいいじゃん。と思いますが、何かが引っかかって動作不良が起きたり、重いなどちゃんとと動かない可能性が0ではないためまっさらなPCを用意しました。
その中でもお手頃で簡単なのが「Raspberry Pi」です。

それでは設定していきましょう。

準備物

まず「Raspberry Pi」に必要なものを揃えます。

  • Raspberry Pi…アマゾンなどで買えます
    LANケーブル
    HDMIケーブル
    モニター
    キーボードマウス…USB接続のもの、完全Bluetoothは動かない
    電源ケーブル…マイクロUSB
    マイクロSDカード
    マイクロSDカードの差込口…自身のPCにSDカード差込ぎ違ない場合
    PC…初期設定に必要になります

Raspberry Piに初期データを入れます

Raspberry Piはデータがないためキーボードマウスの操作すらできません。
そのため、初めに基本データを送ります。
マイクロSDカードを自身のPCに差し込み、初期化をかけます。今回はAssociationさんのSDメモリカードフォーマッターを使い初期化をかけました。

初期化が完了しましたら、Raspberry Piと検索しホームページを開きます。
「https://www.raspberrypi.com/software/」URLはこちらになります
ホームページの少し下にある、Windows用からダウンロードします。すると下のような画面が出てくるため、OSをRaspberry Pi OS(32-BIT)、ストレージはマイクロSDカード選択して書き込んでください。

OSをRaspberry Piに書き込もう

書き込みが完了しましたら、そのマイクロSDカードを手元のRaspberry Piに差し込みます。位置はLANケーブルなどと反対側の下部分にあります。

あとは準備したものを繋げていきましょう。(電源は最後に)
モニター、LAN、キーボードマウスを繋げるとこうなります。

最後に電源を入れると、Raspberry Piは電源ボタンがなく勝手に立ち上がります。
立ち上がりましたら、設定画面が出てきます。何もいじらずにnextと押し、countryなどはJapan、Japanese、Toukyouにします。
次にパスワードが出てくるのですが、ここは何もいじらずにnextを押してください。
ユーザー名を入れないと進めない場合がありますので、その際はpiがいいかと思います。
ここから先は、すべてnextで大丈夫です。
すると再起動がかかります。これでRaspberry Piの初期設定は完了です。

Node-REDを入れよう

次にRaspberry PiにNode-REDを追加していきます。
まず始めに、自身のPCでRaspberry Piを動かせるようにします。
左上のRaspberry Piのアイコンから設定を開いて、Raspberry Piの設定を開きます。出てきたwindのインターフェイスを選択し、1番上のSSHにチェックを入れます。

そうしましたら、Raspberry Piの上のタブから青と黒のフォルダーを選択し開きます。「ifconfig」を打ちenterを押すとRaspberry Piに繋がっているものが表示されますので、上から2番目にある、inet 〇〇〇.〇〇〇.〇.〇(今回は192.168.1.60)を探しメモします。

ここからは、自身のPCに移ります。
Windows検索に「cmd」と打ち「RabbitMQ…」を開きます。

開きましたら、
「ssh 設定したRaspberry Piデバイス名@inet(〇〇〇.〇〇〇.〇.〇)」
と打ちます。今回自分のでは、
「ssh sumartlight@192.168.1.60」
となります。
すると下図のような画面になります。(赤丸部分が打ったコマンド)

ここまで来たら、Node-REDをインストールします。
しかし、定期的にダウンロード方法が変わっているため、その都度調べて入れることをお勧めします。
その際、@utaaniさんの記事を見るとよいかと思います。
「https://qiita.com/utaani/items/7155c62d6c5e96822afb」
こちらの、Raspberry Pi OSへのNode-REDのインストールにあるコマンドをコピーして貼り付けます。

すると上図のような画面になりますので、ここで「y」enter、「y」enterと2回やるとインストールが開始されます。すべてにチェックがついたらインストール完了です。
Raspberry Piの上のタブから、イチゴマーク、プログラムを開くとNode-REDが追加されています。そちらをクリックすることで立ち上げることができ、前回同様ipアドレス:1880を打ち込むことでNode-REDが立ち上がります。

Node-REDを自動立ち上げされるようにする

Raspberry Piを開いたら、勝手にNode-REDが立ち上がるようにしたいと思います。
先ほどと同じ@nutaaniさんのページから、下にある自動立ち上げのコマンドを打ちenterを押します。これで終了になります。とても簡単。