はじめに
DALIとは最近流行りの照明制御システムの一つです。
今回はこの「DALI」について勉強することのできるキット「DALI 初心者キット」を触ってみたいと思います！
キット梱包内容の確認
- 菱形PSE取得済 DALI BUS電源（LE004025LBZW1）
制御ボックスを設置する必要がないので、低価格でDALIを使うことができる - DALIコンフィグレーター（Tridonic DALI/USB）
専用のDALI Master ConfigratorとDALI Monitorのソフト（無償 ※Windows専用）によってDALIのコンフィグレーション、DALI機器のテスト、DALI Monitorを使ったDALI信号の確認ができる - USBケーブル
DALIコンフィグレーターをPCに接続するため、DALIコンフィグレーターに付属するケーブル - 24V DCアダプター
コンバーターに給電するためのアダプター - Sunricher (TYPE6)定電圧タイプDALIコンバーター（SR-2303DIN）
LEDをDALIで制御するためのコンバーター - DALIスイッチ（マスター）3グループ／4シーン（DALI-P02）
DALI BUS電源で駆動するDALIタッチパネル - 86スイッチボックス
DALIスイッチを固定するボックス（皿ネジM4×20 2本付） - 変換端子＆フェルール端子付きケーブル
コンバーターを24V DCアダプターに接続するためのケーブル - 定電圧24VタイプのRGBW(4色）LEDテープライト（RGBW-LED）
リード線長20cmのテープライト - フェルール端子付きケーブル
機器を接続するのに使用（4本＋予備1本） - WAGOコネクタ
フェルール端子付きケーブルを接続するのに使用（5本用×2個、3個用×2個）
自分で用意が必要なモノ
🪛プラス, マイナスドライバー
これだけでした！今回は会社に用意がありましたので、そちらを使わせて頂きました。
DALIスイッチの組み立て
早速、スイッチの部分を組み立ててみましょう！
必要なパーツ
今回は下記の５つの部品を使って組み立てていきます。
組み立て手順
DALIスイッチ（マスター）の下面にある「OPEN」の溝にマイナスドライバーを差し込みそのまま蓋をこじ開けます。
開きました！思ったよりも硬くて蓋が割れないか新パシでしたが、何度か開けることができました。
次にこの緑の飛び出た部分に黒赤のケーブルを差し込みます。
横のねじを回してケーブルが抜けないようにします。
ケーブルは外の穴に逃し、スイッチを取り付けます。
※穴が空いてない時は自分で穴を開けてください。
スイッチは正面から見て奥側から差し込み、手前側のUSBの穴が重なるよう音が鳴るまで押し込みます。
DALIコンバーターの準備
必要なパーツ
今回は下記の６つの部品を使って組み立てていきます。
組み立て手順
DALIコンバータの手前側の端子にLEDテープライトの動線を接続します。
マイナスドライバーでボタンを押し続け、ケーブルを差し込んだ後、ボタンを話します。
次にAC電源にケーブルを接続し、さらにそれをDALIコンバータの逆側の端子に接続します。
最後に新しくケーブルを用意して、画像のように接続します。
DALIコンバーターの準備
必要なパーツ
今回は下記の６つの部品を使って組み立てていきます。
DALI_BUS電源にケーブルを接続します。
接続したら、外れないよう必ずマイナスドライバーでネジをしまてください。
DALI コンフィグレーターの準備
必要なパーツ
今回は下記の３つの部品を使って組み立てていきます。シンプルですね。
まずDALI コンフィグレーターの蓋を開けます。
これが思った以上に硬くて、苦戦しました。画像のように先端を軸にして両脇をつまむように持ち上げると空きました。
中にあった緑色のコネクタにケーブルを差し込みます。
接続したら、外れないよう必ずマイナスドライバーでネジをします。
あとは蓋を閉じて完成です。強く押し込みすぎると蓋が奥まで入り込みすぎて大変なことになるので注意して閉めます。
各機器を接続する
これまでに作成した４つのパーツをそれぞれ繋ぎ合わせていきます。
今回のキットは、機器に取り付けたフェルール端子付きケーブルのフェルール端子側をWAGOコネクタに挿し込むだけで接続ができます。オレンジ色の爪を起こすことで穴にケーブルの先端を差し込めるようになり、爪を戻すことでケーブルはロックされます。
端子は色が同じであれば順番は不問だそうです。
キットを起動させてみる
いよいよ電源に繋いで起動します！
ACアダプターは２つあるのでどちらもコンセントに差し込みます。
※しばらくするとLEDが点灯します。点灯しない場合はDALIスイッチの電源ボタンを長押しします。
