この記事ではNode-REDについて調べたことを記述していきます。

概要・特徴
まず初めに、Node-REDとはIBM’s Emerging Technology Servicesチームによって開発されたフローベースドプログラミングツールです。フローベースドプログラミングとはアプリケーションの動作をブラックボックス、 すなわちNode-REDでは「ノード」、のネットワークによって表す手法のことで、これにより視覚的にプログラミングできるようになっています。
主な用途
Node-REDは主にIoTデバイスのデータ収集や管理、APIの連携、業務プロセスの自動化の構築などに使われます。
対応プラットフォーム
Windows、Mac、Linux、Raspberry Pi、クラウド(AWS, Azure, IBM Cloud)などが挙げられます。
他ツールとの比較
IoTやセンサーを使用する際に用いるツール3つ
ツール名 | 主な用途 | 特徴・強み | 弱み | プログラミング知識 |
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Node-RED | IoT連携、API連携、業務自動化 | わかりやすいUI、ノードで簡単に連携でき拡張性が高い | 複雑な処理は JavaScriptを書く必要あり | 低~中 |
Home Assistant | スマートホームの自動化 | 家電・センサーとの深い連携とカスタムが可能 | 専門的知識が必要な場合がある | 中~高 |
Blynk | モバイルIoT操作 | モバイルアプリでデバイス制御が可能。GUI生成が簡単 | 無料プランに制限あり、Web連携が弱め | 低~中 |
ノーコードとプログラミングの中間:視覚的に構築できるが、細かい処理にはJavaScriptを書く。
IoTとAPI連携の橋渡し役:物理デバイスとWebサービスを簡単に接続できる。
まとめ
Node-REDはプログラミング初心者でも直感的にアプリやシステムを作成でき、IoT機器との連携、Web APIの利用や業務の自動化などさまざまな場面で活用できます。