今回はPostmanというツールを使って、APIにGETリクエストを送る方法を試してみました。
Postmanってなに?
Postmanは、APIの動作を確認したりテストしたりするための無料ツールです。
簡単にAPIにリクエストを送ることができます。
今回使うAPI:JSONPlaceholder
APIにリクエストを送るといっても、いきなり実際のWebサービスを使うのは難しいので
そこで使うのが「JSONPlaceholder」という、無料で誰でも使えるテスト用のAPIです。ブログ記事やコメント、ユーザー情報など、実際のWebサービスに近いデータを返してくれます。
GETリクエストで投稿を取得
1. Postmanを開く
Postmanは公式サイトからインストールするか、Web版でも使えます。
起動したら概要の横の「+」で新しいリクエストを作成します。

2. メソッドを「GET」にする
Postmanでは、リクエストの種類を選べます。
今回は「データを取得する」=GETリクエストなので、左のプルダウンで「GET」を選びます。

3. URLを入力
以下のURLを入力します:
https://jsonplaceholder.typicode.com/posts/1
これは、「投稿IDが1のデータを取得する」という意味のAPIです。
4. 送信(Send)ボタンをクリック
たったこれだけで、サーバーからjson形式でデータが返ってきました。

これは、ブログ記事の1件分のデータです。
タイトルや本文などがJSON形式で整って返ってきています。
URLの数字を変えて別の投稿も見てみよう
posts/1
の部分をposts/2
やposts/3
に変えると、別の投稿が見られます。
https://jsonplaceholder.typicode.com/posts/2

まとめ
- Postmanを使えば、簡単にAPIの世界を体験できる
- JSONPlaceholderは練習用APIとして最適
- 実際に送ってみることで、GETリクエストの仕組みがよくわかる