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今回やること
初心者の為のKNX-DALIによる照明制御講座 – スマートライト株式会社 (smartlight.co.jp)
以上の記事と動画を参考にしてKNX-DALIについて学んでいく。
あらかじめセットアップされたKNX-DALIのモデルがあるのでソフトを使ってそれらを制御できることを確認していく。
そして合計8コのLEDを4つにグループ分けしてそれぞれのグループ毎に制御してみる。

ETS5のダウンロード
現在は最新のETS6が使用できるが、参考に使用した資料がETS5の物であったため、ETS5の物をダウンロードすることにする。
ちなみにETS6は試しに使ってみたがUIが変わりすぎておりただでさえ慣れない初心者なのに差分を考慮に入れなくてはいけないのがすこぶる大変になってしまったため、途中で戦略的に撤退した。
こちらからダッシュボードできる:ETS5
今回はETS v5.7.7である。
チュートリアル
ファイルのダウンロード
DALIのソフトをテストするためのファイルをダウンロードする。
https://smartlight.co.jp/wp-content/uploads/2020/07/KNX-DALI-Beginner.zip
ソフトを立ち上げたらインポートから上記のzipファイルを解凍した中身を選ぶ。


インポートができたらダブルクリックで開くことができる。
KNXのIPアドレスに接続
バスのインターフェースから「追加」をクリック。どこかわからない時はとりあえず左上のETSボタンをクリックしよう。


IP Tunnelingを選択した後サーバーにKNXのIPアドレスを入力する。
右下に選択が出てくるのでそれをクリック。
利用されているアドレスの確認

ライン・スキャンからライン・アドレスに「1.1」と入力。スキャンボタンを押すとにゅるにゅる検証が進み、画面下に1.1以下に割り振られている各アドレスが表示される。

確認出来たら今度はライン・スキャンの一個上、個別アドレス・チェックに移動し先程分かったローカル以外のIPアドレスを入力しReachableかチェックをクリック後、フラッシュボタンをクリックする。
対応するKNXの機能の部分が点滅する。
今回は以下のようになったが、説明を聞いただけなので自分では何のことかわかっていない。
1.1.3 | IP Interface |
1.1.20 | DALI GW |
1.1.30 | IP Interface |
1.1.31 | SA |
1.1.255 | USB |
点灯の確認
左上のETSボタンをクリックしてワークプレイスからデバイスを選択。

デバイスを選択後一番下のパラメータをクリック。「IP Configuration」からEnable user authenticationをyesにする。

続いてChannel AからA Commissioningを選択。以下の画面が現れる。1~8まで割り振られているので順番にテストしていく。DALIは繋いでいる順番など関係なしにアドレスを割り振るらしいので一つ一つどこに対応しているか確認していく必要がある。
「Broadcast OFF」ですべての電気を消した後。1から順番にTESTボタンを押してどこに割り振られているのかを確認する。。TEST状態になるとLEDが点滅するのでそれがどこに割り振られているのかが把握できる。

グループの追加

まずはA Groupsから作成するグループの数4つを覗いてチェックを外す。
A DALI ConfigurationからEnable DALI groupsにチェックを入れる。


先程点灯を確認したCommissioningに戻り、プルダウンからグループを選択。すべてのグループ分けが完了したらWrite to DALIをクリック。
新しいパネルから「グループ・アドレス」を選択。


「メイン・グループを追加する」をクリック。
名前にmainと入れる。


mainが作成される。メインを選択した状態だと先程「メイン・グループを追加」となっていた部分が「ミドル・グループを追加する」に変わっている。
これをクリックして名前は「light」。
今度はlightができてまたまたそれを選択した状態で「グループ・アドレスを追加する」をクリック。


「G1 ON/OFF」と設定するがグループは一つではないので+ボタンをクリック。下に新たに名前を入れられるのでG1~G4まで作成。
グループの割り振り
デバイスタブの下をパラメータから元の「グループ・オブジェクト」に戻しグループアドレスと上下にセットする。デバイス側からGroupのSwitchをG1 ON/OFFにドラッグ&ドロップ割り当てを行う。以降も2~4までSwitchを割り当てる。

KNXに保存

ダウンロードから「アプリケーションをダウンロードする」を選択することでKNXに設定が保存される。
テスト
- 「診断」に行き「開始」ボタンをクリック。
- グループアドレスの…ボタンから操作したいグループが選択できる。
- バリューでオンにするかオフにするかを選んで
- 最後に書き込みをクリック。
- 反映される!

まとめ
KNX-DALI Gatewayを使ってDALIを制御することができるようになった。