今回の記事ではLeDMX4 MAXについて書いていきたいと思います!
LeDMX4 MAXの特徴
LeDMX4 MAXは、DMXking社が提供する高機能なピクセルLEDコントローラーです。ネットワークベースのArt-NetやsACN(E1.31)に対応しており、PCや照明コンソールから送信される信号を直接LEDピクセルに出力できます。4系統の独立したSPI出力ポートを備え、最大4080ピクセルの同時制御が可能です。さらにDMX512ポートも搭載し、汎用的なDMX照明機器との連携もサポートします。特に、さまざまなIC規格のアドレス指定型LED(WS2812B、APA102、WS2815など)をサポートしており、建築物のライトアップや舞台演出、商業施設のイルミネーションなど幅広い用途で活用されています。
主な仕様
項目 | 内容 |
---|---|
出力ポート | SPI 4系統 (各ポート最大6ユニバース、合計24ユニバース) |
最大ピクセル数 | 約4080ピクセル (RGBの場合) |
対応プロトコル | Art-Net、sACN(E1.31)、DMX512 (IN/OUT切替) |
対応LED | WS2812B、WS2815、APA102、SK6812など主要IC多数 |
電源 | DC 5V~24V (2系統に分けた給電も可能) |
サイズ | 約106×90×34mm |
設定ソフト | eDMX MAX Configuration (Windows対応) |
使い方・セットアップ
LeDMX4 MAXはネットワークベースでLEDピクセルを制御します。
大まかな流れとしては、
- 電源とネットワーク接続
→ DC電源を接続し、LANケーブルでPCや照明コンソールとネットワーク接続 - LEDの配線
→ 4つのSPI出力ポートにLEDテープやモジュールを接続 - ソフトウェア設定
→ eDMX MAX Configurationでポート設定、ユニバース割り当て、LED種類の選択 - 照明ソフトからArt-Net/sACN送信
→ Madrix、QLC+などのソフトと連携
このようなステップで設定できます。
活用シーン
- 大型の建築照明
- 商業施設のイルミネーション
- ステージ・ライブイベント
- インタラクティブ展示
- 動画同期型の映像照明
など、多数のLEDを制御するあらゆる現場で使われています。
特にArt-NetやsACNの標準プロトコルに対応しているため、他メーカーの照明設備とも柔軟に連携可能です。
まとめ
LeDMX4 MAXは、
✅ 大規模なLEDピクセル制御
✅ 柔軟なArt-Net/sACN/DMX対応
✅ スタンドアロン運用もOK
といった特徴を備えた非常に多機能なLEDコントローラーです。
日本国内では株式会社ラセンスなどが取り扱っているので、導入を検討する際は問い合わせてみるとよいでしょう。