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照明と回路

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回路を組む時気を付けるべきこと

照明に限らず家電などには使用する際消費する電力、W[ワット]が存在する。

一般的な家庭で電気を使用しようとするときコンセントから供給される電圧は100V[ボルト]。

これら二つを用いて求められるものの中に電流というものが存在しA[アンペアと表される]。

これらの計算式はA=W/Vとなっている。

同時にいくつもの電化製品を使用するとこのAが加算されていき、それぞれの家で契約している上限に達すると電流が止まる。いわゆる「ブレーカーが落ちる」という現象だ。

20Aで契約している場合、21A以上の電力を一度に使用することはできないということ。

複数のデバイスなどをつなげて回路を組む時なども一度に大量の電力が消費されすぎないよう注意して設計していく必要がある。

消費電力一覧https://eco-power.jp/power_list.html

ONLYSTYLE

照明の種類

照明を制御する際複数の方法が存在する。

1. ON/OFF

一つ目は単純なON/OFFボタンによる制御である。

-例-

スイッチがONになることで回路が完成し電池/電源から電流が流れ電球が光る。

スイッチがOFFの時は回路が繋がっていないため電流は流れない。

画像引用https://hegtel.com/kairozu-kakikata.html

「やさしい電気回路」

2. 位相

二つ目は明るさをレバーなどで調整できるような照明。PWM制御とともに一般に調光と呼ばれる。

位相制御の特徴

位相制御は白熱電球の調光を行うとき広く使用され、交流電流の流れる電流値を調整することで明るさを調整する。

画像引用

https://detail-infomation.com/triac-control/

「Electrical Information」

PWM制御の特徴

LED電球の調光やモーターの制御等に用いられる。電圧をかける時間を調整することで光っている時間と光っていない時間の比率で明るさを調整している。

画像引用https://synapse.kyoto/glossary/pwm/page001.html

「しなぷすのハード制作記」

3. DALI

常に100Vを供給し続け、デジタル信号でコントロールする。

デジタル信号で制御するため個別にアドレスを振って制御することや双方向通信によるデバイスの状態監視を24時間続けることができるのも特徴である。

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