背景
いきなりDMXKing社のeDMX1MAX(3pin)が渡されましたのでそれの機能などについて解明していきたいと思います。
DMXkingの正規代理店ホームページから、「ArtNet/sACNのDMXコンバータ」&「イーサネット対応1ユニバース版」という情報がありましたが、何も分からなかったので、調べていきたいと思います!
DMXking正規代理店ホームページはこちら:https://dmx.lasens.com/products/edmx1max/
ArtNet & sACNの違い
Art-Net
- 開発者: Artistic Licence
- 通信: UDPポート6454を使用
- アドレス構成: Net、Sub-Net、Universeの15ビットでアドレス指定
- ユニバース: 最大32768ユニバースをサポート
- 用途: エンターテイメント照明に広く使用
- 利点: 広く普及しており、双方向通信が可能
sACN (Streaming Architecture for Control Networks)
- 開発者: ESTA(Entertainment Services and Technology Association)
- 通信: UDPポート5568を使用
- アドレス構成: マルチキャストIPアドレス1で構成
- ユニバース: ユニバースごとに異なるマルチキャストIPアドレスを使用
- 用途: 劇場やテーマパークなど、広範な用途
- 利点: マルチキャスト対応でネットワーク負荷が軽減
Art-Netについて詳しい情報はこちら:https://www.sugakoubou.com/doku/artnet
ユニバースについて
最大512チャンネルのDMXデータを含む単位です。
照明システムにおいて、ユニバースごとに異なるグループの照明機器を制御します。複数のユニバースを利用することで、より多くの照明機器を個別に制御できます。
eDMX1MAXの存在意義
「ArtNet/sACNのDMXコンバータ」なので、IP通信をDMX信号に変換してくれるものになります。
しかし、PCからDMXデバイスなどを制御するために、インターフェイスが必要となり、ソフトウェアのNode-REDからsANC信号を出し、コンバータによってDMX信号に変換する作業が必要になってきます。

まとめ
ChatGPT、ブログやYoutubeなどいろんなところから情報収集して、本記事を作成いたしました。
新しいデバイスを触れるたびに知らないものが沢山出てきますが、意外と照明デバイス関連の発信をしている人少ないと思いました。
ネットに照明の関連知識のまとめはかなり少なく、散らかっている情報をChatGPTに渡し、まとめてくれて、それによってバラバラの知識を繋ぐことができました。