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KNXをTraining Caseで学習する 調光

はじめに

今回は「theben」のTraing Caseで「DMG 2T KNX」と「iON 104 KNX」を使って照明の調光をやってみます

本実装は前回の続きであるため、ある程度の実装手順を省いたものとします

目次

機器

・Training Case

・DMG 2T KNX

・iON 104 KMX

実装手順

①デバイスを追加

プロジェクトのデバイスの所に「DMG 2T KNX」と「iON 104 KMX」を追加していきます

製品名ではなく番号で調べることをお勧めします


・「DMG 2T KMX」(4930270)

・「iON 104 KMX」(4969234)

②アドレスの編集
デバイスを開いてプロパティを開きます
個別アドレスを設定しましょう
*他の機器に振り分けているアドレスとは別にして下さい

・「DMG 2T KMX」設定例

・「iON 104 KMX」設定例

③グループアドレスを作成・振り分け
  1. 「グループ・アドレス」ウィンドウを選択
  2. 「メイングループ」作成
  3. 「ミドルグループ」追加
  4. 「グループアドレス」追加
今回は「DIM ON」と「DIM OFF」を作成します

・DMG 2T KMXの場合
DMG2TC1にON/OFFを両方紐づけします

・iON 104 KMXの場合

Button T1にDim ON
Button T2にDim OFF
この二つを紐づけします

⑤パラメータの設定

1.iONのパラメータを開きます

今回操作するのは以下のスイッチの赤枠の部分で
T1を押下すると光量を上がる
T2を押下すると光量が下がる

2. configuration optionsを開く
Button1と2両方のFunctionを「dimming」に選択します

⑥ダウンロードします
設定が出来たらダウンロードをします

完成例

まとめ

今回は調光をやってみました
少し説明が駆け足気味になりましたが、何と何が接続しているかの意味を理解すると、とても操作しやすと思います